プロボクサー辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)が初物づくしのプロ5戦目に臨む。24日、大阪市内の所属ジムで会見。7月9日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で、インドネシアのリオ・ナインゴランとスーパーバンタム級6回戦を行うと発表した。

 デビュー4戦全勝(2KO)で「6回戦ボーイ」に昇格。外国人とは初対戦ながら、日本人との違いは「見た目だけでしょ」と5勝(1KO)2敗の相手にも頼もしい。初のメインマッチにも「悪くはないですね」と、3つの初体験を前に気分は上々だ。8月3日が誕生日で「とりあえずぶっ飛ばして、担架で帰らせます」と10代ラストマッチの快勝を誓った。

 同席した吉井会長は「寿以輝は相手のビデオも見ない。今どき珍しい。外国人でも関係ないと思う」と言葉通りの展開を期待。ジムの「顔」として暴れ回る。