プロボクシングの東洋太平洋ウエルター級9位、日本同級7位別府優樹(24=久留米櫛間)が、プロデビューから13連続KO勝利を狙う。

 29日に都内で前日計量に臨み、別府は66・6キロ、対戦相手のワチャナ・オークワット(タイ)は65・6キロでパスした。

 別府は12年にデビュー後、14年全日本新人王を獲得し、オールKOでここまできた。「まずは16の日本記録を果たし、日本王座へ挑戦したい」と言う。デビューからの連続KO日本記録は金井の14、さらにデビューに限らず連続KOの日本記録は元世界王者の浜田と、渡部の15となっている。

 今回は3度目の後楽園ホールで初のメインに登場する。これまでの最長ラウンドは4回。「メインでアピールしたい。冷静に力まず当てれば。4回までに決めたい」と13個目のKOを確信していた。