ボクシングのWBO世界ミニマム級王座決定戦(20日、兵庫・駒ケ谷体育館)の予備検診が18日、兵庫・三田市内で行われ、同級1位加納陸(18=大成)と2位高山勝成(33=仲里)ともに異常はなかった。

 高山は、日本選手では最多となる16度目の世界戦へ、落ち着いた様子で“定例行事”をこなした。順調に仕上がっている様子で「いつもながらの準備が、流れていく感じですね」とサラリ。加納については「すごくいい表情をしている。間違いなくいい状態でしょう。リング上でもお互い、いいファイトをできることでしょう」と対決を待ち望んでいた。