IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)が、ノアの丸藤正道の挑戦を退け、来年1月4日、東京ドーム大会での防衛戦を決めた。

 G1クライマックス初戦で敗れた丸藤に28分を超す激闘の末にリベンジ。最後は、ノアの創始者故三沢光晴さんの得意技、エメラルドフロウジョンを繰り出し、レインメーカーで試合を決めた。

 オカダは「めちゃめちゃ厳しい試合だった。ずっと新日本の人としかやってこなかったから、外にこんなすばらしい選手がいるということを実感した。いい経験になった。普通に考えて、1・4東京ドームのメインを誰がやらなきゃいけないかわかるでしょ。ケニーは、棚橋さんや内藤さんに勝ったかもしれないが、2人に勝ったからオカダに勝てるという甘い考えはやめてほしい」と、オメガを挑発した。

 東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で、後藤洋央紀を破ったケニー・オメガは「東京ドームで家族の前でIWGP王座をもぎ取ってやる」と、こちらはベルト奪取を宣言した。