K-1実行委員会は6日、マラット・グレゴリアン(25=アルメニア)にスーパー・ウエルター級王座を返上させたことを発表した。

 グレゴリアンは昨年7月4日の初代王座決定トーナメントを制し、タイトルを獲得した。しかし、同年11月の初防衛戦が、挑戦者サニー・ダルベックのインフルエンザによる欠場で流れて以降、出場していない。宮田充K-1プロデューサーは「今年、グレゴリアン選手に毎大会オファーしたが、同選手は他のイベントを優先し、1度も防衛戦を行えなかった。また、2017年も試合日を決められないので、K-1実行委員会としてタイトル返上扱いを通告した」と説明した。

 同級王座はこの日から空位となり、来年、第2代王座決定トーナメント(日時未定)が開催される。