総合格闘技のRIZINは19日、都内で会見し29日、31日にさいたまスーパーアリーナで開催するRIZIN無差別級トーナメントで欠場が決まったヴァンダレイ・シウバの代わりに、キング・モー(35=米国)が出場すると発表した。

 モーは、昨年暮れ開催のRIZINファイティングワールドGPの初代王者で、トーナメント2回戦でミルコ・クロコップと対戦する。モーは、16日(日本時間17日)のベラトール大会(アイルランド)で石井慧に3-0で判定勝ちしたばかり。「ベルトも賞金も持って帰る」と主催者を通じてコメントした。また、この日、全カードが出そろい、29日が13試合、31日が11試合となった。29日のメインは、モー対クロコップ。31日のメインは、無差別級トーナメント決勝戦。榊原信行実行委員長は「キング・モーが出ることになって、全体的に締まったカードになった」と話した。