昨年大みそかの世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチで王座奪回に失敗した37歳の内山高志が所属するワタナベジムの渡辺均会長は2日、内山が「試合を組んでいただいたのに、結果を出せずにすみません。少し休みます」などと元日にメールで連絡してきたことを明らかにした。

 内山は昨年4月に王座を奪われたジェスレル・コラレス(パナマ)に小差の判定で敗れた。渡辺会長は「今は少し休ませたい。全くダメージはないし、諦めがつかないと思うが、本人のやる気が起きるかどうか。ジムの恩人だし(現役を)やるにしてもやめるにしても全力でサポートしたい」と進退を決断するまで休養させる意向を示した。