卜部功也(26)が21日、「K-1 WGP 2017」(2月25日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)での、K-1初代世界ライト級(62・5キロ)王座決定トーナメント優勝をファンに約束した。

 同大会のファン集会が同夜、東京スカイツリータウンで行われ、卜部功は60キロ(現スーパー・フェザー級)に続く2階級制覇に闘志を燃やした。

 1回戦の対戦相手はゴンナパー・ウィラサクレック(24=タイ)。昨年、65キロのスーパー・ライト級で、山崎秀晃(29)を破った強豪で、厳しい戦いが予想される。

 しかし、こうした逆風の中、卜部功は「本当に強い選手だが、自分の方が強いという自信を持って倒しにいく。(体重が)2・5キロ上がって、今はキレもスピードもある。良い動きができると思う」と自信をのぞかせた。

 対するゴンナパーは、卜部功登場の前に力強いミット打ちを披露。「この階級は快適。自分の適正体重なので、楽しみにしていてほしい」と山崎に続く日本人大物食いを宣言していた。