新日本プロレスは13日、都内の事務所で会見し真壁刀義(44)のデビュー20周年記念試合を21日の後楽園大会で行うと発表した。真壁は本間朋晃と組み、メインで石井智宏、矢野通組と対戦する。1・4東京ドーム大会以来、3WAYのIWGPタッグ選手権で2度続けて苦杯をなめた相手だが、今回はノンタイトル戦となった。石井、矢野とのかつてはともに戦ったGBHのメンバーでもある。真壁は「(タイトル戦にならず)むかついてるに決まってるだろ。今、抗争中で1番許せねぇ相手だからな。不思議と、やつらとは戦う運命。20年という節目においても戦う。まあ、それがオレの生き方でもある」と感想を話した。20周年については、「20周年は1つの通過点」と言いながらも「最初の10年はクソみたいなレスラー人生。その後の10年は新日本を支え、もう1度構築した自信がある」と振り返った。また今後については「会場で真壁刀義のプロレスを感じてもらいたい。すげぇ試合を見せてやるから、まばたきしないで見届けろよ」とコメントした。記念試合当日は、セレモニーも予定されているという。

 同時にIWGPヘビー級王者オカダが、3月6日、大田区体育館での旗揚げ記念日に、45周年記念試合としてタイガーマスクWと対戦することも発表された。