9日の新日本プロレス両国大会で開催されるIWGPヘビー級選手権試合の調印式が8日、都内の新日本事務所で開かれた。

 王者オカダ・カズチカ(29)に挑戦する柴田勝頼(37)は04年7月19日の月寒大会以来、2度目の「至宝」挑戦となる。新日本退団、総合格闘技挑戦を経て、再び新日本の所属選手として復帰。実に13年ぶりに同王座に挑むことになった柴田は「魂と魂のぶつかり合いをしたいと思います」と熱い思いを口にした。

 一方、4度目の防衛戦となるオカダは「春は出会いと別れの季節だと思いますので、柴田さんという新しい挑戦者と出会い、そしてこのIWGPヘビー級のベルトとは別れずに、このまま進んでいきたいと思います」とクールに対応していた。