クルーザー級を主戦とするヒデオ・イタミ(37)が怒りの乱闘劇を展開した。

 マスクマンのリンセ・ドラドとのシングル戦に臨み、相手のプランチャ・スイシーダを受けた後、イタミがカウンターのクローズライン(ラリアット)を成功させるなど互角の攻防を展開。先週13日のタッグ戦後にドラドとの因縁が発生したイタミには負けられない一戦だったが、場外に落ちるとセコンドのグラン・メタリックに挑発を受けて“暴走”状態になった。

 「黙れ」とメタリックを押すと乱闘に発展し、味方セコンドの戸澤陽(32)がなだめられても、感情が抑えられなかった。最後まで挑発を繰り返しながら、リングを後にした。