日本男子初のボクシング4階級制覇を狙う井岡一翔(29)に王座決定戦のチャンス到来!? 昨年大みそかに井岡に判定勝ちしたWBO世界スーパーフライ級王者ドニー・ニエテス(フィリピン)が王座返上したと2月28日(日本時間3月1日)、発表された。

昨年9月に引き分けていた同級1位アストン・パクリテ(フィリピン)との再戦を拒否。36歳という年齢を考慮に入れ、強敵とのビッグファイトを希望したという。

同級2位フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が4月26日、WBC世界同級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に挑戦決定済み。同級3位船井龍一(ワタナベ)もIBF世界同級王者ジャーウィン・アンカハス(フィリピン)の指名挑戦者となって対戦交渉中のため、同級4位井岡に同級1位パクリテとの王座決定戦が回ってくる可能性が出てきた。

決定すれば、昨年かなわなかったミニマム級、ライトフライ級、フライ級に続く、スーパーフライ級での4階級制覇のチャンスが再び巡ってくる。なお同級5位には石田匠(井岡)、同級6位には江藤光喜(白井・具志堅スポーツ)が入っている。