米プロレスのWWEは2日(日本時間3日)、公式サイトで元WWEユニバーサル王者ブラウン・ストローマン(37)ら主力6選手の解雇を発表した。ストローマンは先月のPPV大会レッスルマニア・バックラッシュでWWEヘビー級王座に挑戦していた。13年にWWE・NXTでキャリアをはじめ、15年に3人ユニット「ワイアット・ファミリー」の一員としてロウに昇格。16年から身長203センチ、体重173キロの「巨獣」のシングルプレーヤーとして躍進し、年俸は100万ドル(約1億1000万円)と報じられる人気選手だった。

またストローマンの他、アリスター・ブラック、ラナ、女子人気ユニット「ライオット・スクワット」のルビー・ライオット、バディ・マーフィー、サンタナ・ギャレットも解雇が発表。WWEは公式サイトで「彼らの今後のすべての努力が最高のもになることを祈っています」とコメントしている。

WWEでは4月のレッスルマニア37大会翌週に元US王者サモア・ジョー、計6度の女子王座を戴冠したミッキー・ジェームスら主力10人、5月21日には元NXT北米王者ベルベティーン・ドリームらNXT所属の7選手、レフェリー2人も解雇。再び主力の大量解雇となった。また先週から管理職を含めたバックステージスタッフも60人解雇するなど、WWEはリング内外で人員のスリム化を図っている。