<女子プロボクシング:アトム級4回戦>◇26日◇東京・後楽園ホール

 女子大生ボクサー黒木優子(19=関)が初の聖地で勝利を逃した。昨年12月に最年少の17歳8カ月でデビューし、今春中村学園短大に進学してのプロ3戦目。初回に左ストレートでぐらつかせたチャンスに攻めきれず。2回以降は接近戦で劣勢も応戦したが、最終4回にバッティングで減点が響いて0-2の判定負けを喫した。「初回にまとめられなかった。お客さんが沸いてうれしかった」。警察官の父に勧められて「軽いノリで始めた」と言うが、福岡から世界王者を目指す。