<プロボクシング:日本フェザー級タイトルマッチ10回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール

 王者松田直樹(帝拳)が3-0の判定勝利で3度目の防衛に成功した。引き分けた2月のリベンジを狙う挑戦者梅津宏治(ワタナベ)が初回から積極的に前に出てきたが、松田は冷静にパンチをヒットさせた。ジャッジ2人が6ポイント差をつける完勝にも、松田は「倒さなければいけなかった。もうちょっと左を突けないといけない」と苦笑い。「反省があるからボクシングは続けられる。次につなげたい」と糧にすることを誓った。