メキシコCMLLから新日本プロレスに初参戦するストロングマンが13日夕方、来日した。14日に東京・後楽園ホールで開幕するニュージャパン杯1回戦で前IWGP王者の棚橋弘至と対戦する。成田空港の到着ゲートに姿をみせたストロングマンは、出迎えにきた新日本スタッフを持ち上げるなど、ストロングマン・リフト、ストロングマン・ヘッドロックなど得意技を披露し、自慢の筋肉美をみせつけた。

 公称は身長183センチ、体重137キロのストロングマンだが「このニュージャパン杯のために、さらに体重を3キロ増やしてきた。オレはどんなタイプの相手でも倒せる。オレがやってやる。絶対に優勝してみせる」と140キロに増量した肉体で棚橋を撃破する姿勢を示した。

 ストロングマンは米国サンフランシスコ出身の38歳。アメフト、ラグビー、ボディービル、レスリングなどを経験し、00年には総合格闘家としてデビュー。03年からはプロレスラーとして米国マットで活躍し、09年からはメキシコCMLLを主戦場にしていた。またアントニオ猪木が旗揚げしたIGFにジョン・アンダセンのリングネームで出場経験がある。