18日に東京・後楽園ホールで行われる女子東洋太平洋ダブルタイトルマッチの前日計量が17日、都内で行われた。女子プロボクシング日本初の東洋太平洋ライトフライ級王者・菊地奈々子(35=白井・具志堅)と、挑戦者ジェレミー・タバスタバス(18=フィリピン)はともにパスした。菊地は48・8キロ、ジェレミーは48・6キロでクリア。菊地は対戦相手と初めて対面し「(事前に)情報が何も無いなかで、対策は立てていない。どうやって自分のボクシングをするか」と話した。女子東洋太平洋スーパーフライ級王者山口直子(32=白井・具志堅)と、挑戦者ジョミュシン・ギャットノーウォー(20=タイ)も計量を行ったが、ジョミュシンがリミットを2キロオーバー。試合は挑戦者が勝利した場合、王座は空位となる。山口は「減量がきつかった。試合が終わったら甘いものを食べたい」と余裕の表情を見せた。