WBA世界スーパーバンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)が「2回KO宣言」を“訂正”した。同級14位李冽理(横浜光)との4度目の防衛戦(10月2日、東京・後楽園ホール)に向けて30日、都内の病院で予備検診を受けた。28日の公開練習時には「2回KOで倒す」と語った王者だったが、通訳ミスだったことが判明。「2回KOするとは言ってません。KOできる機会があれば狙う。私は大口をたたく人間ではありません。李選手は危ない相手だと思っています」と修正した。突然の“訂正”に、李も「急に撤回されても気持ちは収まりきれないですね」と苦笑いしていた。