14戦無敗の日本バンタム級王者山中慎介(帝拳)が、子どもたちの黄色い声援に苦笑した。24日のホセ・シルベイラ(メキシコ)戦(東京・両国国技館)の前日計量が23日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた。約400人の観衆の中から、山中の名前を呼ぶ子どもの声が。声の主は姉の子どもたちだったそうで、山中は「『なんで来てんねん』って感じでビックリしました」と照れた。

 計量は両者とも契約体重リミットの53・98キロでパス。山中は「公開って味わってみて楽しいと思った。良い経験をさせてもらった。明日、見ておいてください」と意気込んでいた。