ゼロワン10周年記念興行(3月6日、東京・両国国技館)で、故橋本真也さんの長男大地(18)のデビュー戦の相手を務める蝶野正洋(47=フリー)が13日、都内で会見した。夏から大地の育成プロジェクトに参加しており、「(指名されることを)覚悟していた。プロレス新時代を大地君の旗印の下でスタートさせるため、デビュー戦のオファーを快く受けさせてもらいます」と話した。

 橋本さんと蝶野、そして現在全日本社長の武藤敬司は、新日本在籍時に闘魂三銃士として活躍してきた。橋本さんとの対決の中で、蝶野の代表的な技でもあるケンカキックが生まれた秘話も披露。「(大地との試合でも)やり合ううちに何か新しいものが生まれるかもしれない」と期待した。