<プロボクシング:日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール◇2000人

 日本ミニマム級王者の八重樫東(28=大橋)が判定勝利で3度目の防衛に成功した。挑戦者で最強後楽園優勝者の田中教仁(ドリーム)と序盤から左ジャブの差し合いで出方を伺った。3回以降、王者がペースを握ると左フックと左ボディーを有効的に使い、相手の気迫を抑えるようにワンツー、強烈な右ストレートを浴びせた。手数でも上回り、3-0の大差判定勝利を挙げた。

 3度目の防衛に成功した八重樫は14勝(7KO)2敗、田中は13勝(7KO)4敗となった。