7日のプロ19戦目で判定勝利を飾った亀田3兄弟の末弟和毅(19=亀田)が8日、大阪市内のホテルで初防衛に成功したWBA世界バンタム級王者亀田興毅(24=同)と一夜明け会見に臨んだ。ネイサン・ボルシオ(21=フィリピン)を大差判定で撃破し「10ラウンドできてうれしかった。初めての大阪での試合で相手もいい選手で勉強になった」と振り返った。

 次戦は7月8日、福岡で自身の保持するWBCユース・バンタム級タイトルマッチを行うことが決定している。同日は元WBA世界フライ級王者の次兄大毅(22=同)がセミファイナルでスーパーフライ級2戦目を行い、和毅はメーンで登場予定。対戦相手は決まっていないが「次はもっといい試合をしたいな」と口にした。