18日の新日本大阪大会(大阪府立体育会館)で王者・棚橋弘至(34)と挑戦者・後藤洋央紀(31)が戦うIWGPヘビー級選手権の調印式が15日、都内で行われた。過去のシングルで5戦全勝の棚橋だが「前哨戦を戦ってきて、後藤が覚醒しそうな予感がある。技の一発、一発が重いので警戒心を強めている」。後藤は「(棚橋は)芸人レスラーでしかない。心技体がそろって、勝利を確信している。王者になって、棚橋のリング上でのパフォーマンスを止めさせる」と宣言した。

 棚橋は「悩み多き年頃、遅い思春期なのかな。俺には心技体とエアギターがそろっている。勝ってエアギターをやるときに、後藤にはエアドラムをさせる」。後藤は「俺の目指した新日本プロレスは、お笑いパフォーマンスをするところじゃない。命懸けで戦うところだ。王者になって軌道修正する」と話した。