7月1日にタイでWBC世界フライ級王座に挑戦する粉川拓也(26=宮田)が27日、東京・葛飾区の宮田ジムで国内調整を打ち上げた。軽いスパーリングをした後、しっかりとサンドバッグをたたいて練習を終了。同フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(33=タイ)への挑戦に向け、既に体重もリミット(50・8キロ)まで落としたという。日本人キラーとなるポンサクレックとの大一番を前に、粉川は「負けることは一切、考えていません」と強気の姿勢で、集中していた。粉川は28日にタイへ出発する。