WBC世界ライト級王座獲得に失敗した同級11位の佐々木基樹(35=帝拳)が28日、試合地のメキシコ・コスメルから帰国した。世界3階級制覇王者でもある同級王者ウンベルト・ソト(31=メキシコ)に5回にダウンを喫し、最終的に11回負傷判定で敗れていた。

 佐々木は「負け惜しみになるけど正直、王者はたいしたことない、と思った。途中でバテていた。自分はライト級で十分に戦えるし、スタミナもあった。今回は調整不足もなかったから」と悔しそうな表情を浮かべていた。