10日の東京・有明大会で負傷した石森太二(28)の代わりに、16日の秋田・湯沢大会で開幕するノアのジュニアヘビー級タッグリーグ戦に出場する滝沢大志(だいし=25)が14日、都内で会見した。TAKAみちのく率いるKAIENTAI-DOJO所属で、ノアのマットは初参戦。タッグを組むジャック・セイバーJr.(23)とも、この会見場が初対面で、得意の英語で「ナイス・ミート・ユー」とあいさつすると「ハジメマシテ」と返され苦笑い。「急に決まって驚いてますが、メジャー団体のノアに出られるのはチャンス。初対面の不安はありますが、未知数なところを武器に頑張ります」と話した。

 欠場になった石森は、163センチ、75キロと小柄で空中殺法が武器。滝沢は190センチ、98キロとヘビー級サイズ。「実は小橋(建太)選手に似てると言われたことがありまして、あこがれています。得意技も小橋さんと同じチョップ。石森選手のような動きはできないので、体格を生かして頑張りたい」。マークすべきライバルには「金丸(義信)、KENTA組。バチバチいきます」と、ともに小橋の元付き人のGHCジュニアヘビー級タッグ王者チームを挙げた。