<新日本:G1クライマックス>◇10日◇東京・代々木第2体育館◇A、Bブロック公式戦9試合◇1500人

 中邑真輔(31)とカール・アンダーソン(31)の旧友対決は、12分11秒にボマイェからの片エビ固めで中邑が勝った。06年当時に新日本のロサンゼルス道場で、切磋琢磨(せっさたくま)した仲だけに、ともにG1の大舞台で戦うことに感慨深げ。

 中邑は「たった5人の客の前で一緒に戦ったこともある。昔はチャド・アレグラ。毎週一緒に戦ったよ。ダイヤモンドの原石なのかも分からなかったけど、あいつは輝くとおれは信じていた」。アンダーソンは「当時、金のなかったおれに、中邑はよく飯をおごってくれた。そのグッドフレンドとスペシャルマッチができてハッピーだ。中邑真輔はナンバーワン。リスペクトしている」と話した。