<プロボクシング:WBC世界ウエルター級タイトルマッチ>◇17日(日本時間18日)◇米ネバダ州ラスベガス・MGMグランド

 元世界5階級制覇王者の同級1位フロイド・メイウェザー(34=米国)が、同級王者ビクター・オルティス(24=同)を4回KOで下し、新王者となった。1回からリーチ差で上回るメイウェザーが自らの距離感で攻め続け、オルティスの連打もうまくかわした。4回途中には連打でロープ際に追い詰められ、頭突きを受けて試合が中断。しかし両者でグローブを合わせた直後、メイウェザーが左フック、右ストレートでダウンを奪取。そのまま4回2分59秒、KO勝ちで世界王座に返り咲いた。

 メイウェザーは昨年5月1日に元3階級制覇王者シェーン・モズリーに判定勝ちして以来、約1年5カ月ぶりの試合だった。