<ノア:ザ・ナビグ・イン・メイ>9日◇東京・後楽園ホール◇8試合◇1700人

 秋山準(42)率いる“秋山軍”の名称が「S・A・T(サット)」に決定した。この日、GHCタッグ王者の秋山と斎藤彰俊は、26日のディファ有明大会の挑戦者チームと、それぞれシングルで対決。斎藤は14分16秒に丸藤正道(32)を片エビ固めで、秋山は11分38秒にモハメドヨネ(36)をリストクラッチ式首固めで破った。

 秋山の勝利後に、メンバーの斎藤、潮崎豪(30)青木篤志(34)鈴木鼓太郎(33)がリングに上がって、メンバーの名字のイニシャルから正式名称が「S・A・T」に決まったことを発表した。秋山は「本番は、まだまだ先。まだ、奥の手は見せない。次はクルリン、パッみたいな手では取りませんよ」。先月29日のグローバルタッグリーグ戦最終戦でフォールを奪われた斎藤は「この前、取られたんでキッチリ返しました」と汗をぬぐった。

 チーム名決定については、異論もあったようで、秋山は漢字名を希望したが押し切られた。秋山は「おい、もう分裂してるぞ(笑い)。ま、TシャツのときはS・A・Tがいいか」と話していた。