IGFは27日、都内で会見して7月14日の大阪大会(ボディメーカーコロシアム)でシュートボクシングのカードを組むことを発表した。10年女子世界王者RENA(20)-MIO(17)、日本フェザー級王者ナグランチューン・マーサM16(33)-同級3位元貴(21)のエキシビション2試合。

 RENAは練習中に右足を骨折して、昨年11月以来8カ月ぶりの試合復帰。尾方健一シュートボクシング協会代表(37)は「復帰の試合を大きな会場で出来ることを感謝しています。うまく次の試合につなげられれば。シュートボクシングらしいスピード感ある戦いと投げ技、絞め技を見せられれば。IGFのピーター・アーツやジェロム・レバンナの弟子で、いい選手はシュートボクシングに出場させたい」と今後の交流を見据えた。

 IGFのサイモン猪木取締役(38)は「シュートボクシングは、カール・ゴッチさんとかIGFとカラーが共通するところがある。出来たら、ウチの選手もシュートボクシングに行って、お互いに業界を盛り上げていければ」と話した。