<大日本:最侠タッグリーグ>◇25日◇東京・後楽園ホール◇7試合

 ゼロワン橋本大地(20)が橋本和樹(22)と組んで、岡林裕二(29)忍(32)組と対戦した。11分18秒、橋本和樹がエビ固めで忍を破った。

 大地と和樹は、ゼロワンと大日本の対抗戦で熱い抗争を繰り広げた。タッグを組んで初戦の快勝に大地は「俺は今日は、何もしてないな」と汗をぬぐった。和樹は「はっきり言って、人間的には合わない。でも、タッグとしては合うんだよ。ゼロワンの青大将と、大日本の悪ガキが組んだんだよ。勝つために呼んだんだ」とリーグ戦制覇に意欲を見せた。

 大地はこの日、ノアの10月8日の横浜文化体育館大会で、元GHCヘビー級王者で史上最多14回の防衛記録を持つ杉浦貴(42)との一騎打ちが決定した。「ノアがどういうつもりでカードを組んだか知らないけど、俺が勝てないと思っているのか。俺は進化してるんだよ。ノアのヘビーのタッグリーグ、そしてジュニアのタッグリーグじゃ決勝に行った。今日だって大日本で戦っている。このまま進化し続けるんだ。正直、面白いことになる」と話した。