22日に東京・後楽園ホールで3度目の防衛戦を控えていたWBA女子世界スーパーフライ級王者の山口直子(35=白井・具志堅)が対戦相手の変更で急きょノンタイトル戦となったことが17日、発表された。

 当初は同級暫定王者ダニエラ・ベルムデス(23=アルゼンチン)と王座統一戦に臨む予定だったが、16日までに暫定王者の来日が不可能となり、挑戦者をチュタポーン・プラディッサン(31=タイ)に変更。しかしWBAから最終的な承認が下りなかったという。

 予定通りに興行は開催し、山口はチュタポーンと53キロ契約ウエート10回戦で対戦する。17日に都内の白井・具志堅ジムで会見した山口は「しっかり相手に勝って、次につなげたいと思います」と話した。