3日に大阪・ボディメーカーコロシアムで行われるボクシングのトリプル世界戦の公開前日計量が2日、大阪市内で行われた。

 IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(30=仲里)は、対戦相手の同級6位ビルヒリオ・シルバノ(23=フィリピン)とともに1発で計量をパス。リミットより100グラム下回る47・5キロだった高山は、計量後すぐにスポーツドリンクを口にして「やっとこの日が来た。自分もOKで、相手もOK。しっかり試合成立して戦えるのでホッとした」とひと安心。「12ラウンドも戦えるしKOもできる」と初防衛へ自信を見せた。

 一方、相手のシルバノは、リミットの47・6キロより1・2キロも下回る46・4キロでクリア。頬(ほお)はややこけ気味だったが「大丈夫。いい試合になる」と話した。