<プロボクシング:IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦12回戦>◇3日◇大阪・ボディメーカーコロシアム

 IBF王者の亀田大毅(24=亀田)が、WBA同級元王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に1-2の判定で敗れ、王座統一はならなかった。

 中盤から左ジャブ、左フックを当てて相手の動きを止める場面はあったが、手数では終始劣勢で、前日計量に失敗してWBA王座を陥落していたソリスに敗れた。

 亀田大が敗れた場合は、両王座が空位になるはずだったが、この日の試合後にIBFが「亀田が負けてもタイトルを失わない」と説明。結果的に亀田大はIBFのベルトを失わず、防衛した形になった。亀田大は無言で会場を後にした。WBA王座は空位となった。