26日のWBA世界スーパーフライ級王座決定戦で同王座に返り咲いた河野公平(33=ワタナベ)は27日、都内の所属ジムで会見に臨んだ。

 同級1位のデンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)から2度のダウンを奪って8回KO勝ちを飾り、再びWBAの黒ベルトを巻いた。前夜から「興奮のあまり」と一睡もしていないという河野は「最高です。達成感があります。応援をしてくれたみなさんが『おいしい酒が飲める』と言っていた」と話した。

 ワタナベジムの渡辺均会長は初防衛戦の時期について「7月になりそう」と明かした。同門のWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34)とのダブル世界戦になる可能性が高いという。