全日本プロレスのチャンピオンカーニバル(CC)に出場するレスラーたちが9日、都内で会見を行った。

 昨年の優勝者でBブロックの秋山準(44)は「CCの連覇は過去に馬場さん、鈴木みのる、ハンセンしかいないと聞いている。そこに名前が入る、記録に残るというのは名誉なこと。あまり記録に関係なくきたが、今回は記録を意識して狙いたい」と抱負を語った。

 秋山と同じBブロックに入った潮崎豪(32)は「同じブロックに入った秋山さんに勝って初めて全日本のトップに立てる。安心して第一線を退いてもらえるように、(決勝の)大阪でカウント3を取りたい」と下克上宣言。

 一方、Aブロックに入った諏訪魔(37)は「今回のCCはとても重要な大会。この中でNO・1を証明するために、優勝して3冠に挑戦してベルトも取る。この勲章をとれば誰も文句をいわない」と優勝宣言。そして決勝の相手に潮崎を指名した。なお、3冠王者の曙太郎(44)は体調不良のため会見を欠席したが、大会には出席することを表明した。