世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座決定戦(30日・東京体育館)で3階級制覇の懸かる八重樫東(大橋)と対戦する同級1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)が25日、東京都内で練習を公開し「体調はとてもいい。クレバーに闘って、必ず勝つ」と意気込みを口にした。

 弁護士の資格を持つという頭脳派の25歳ゲバラ。シャドーボクシングやミット打ちで軽快な動きを披露した。来日するまでは1カ月半、メキシコの高地で練習を積んできたそうで「八重樫は積極的でパワーがある。それを念頭に練習してきた」と対策に自信をうかがわせた。