<ボクシング:東日本U-15>◇決勝◇20日◇東京・ワールドスポーツジム

 小学生35キロ級決勝では、渡来美響(わたらい・みきょう、小6)が亀田3兄弟のいとこの亀田京之介(6年)を判定で下した。渡来は左ジャブを効果的に放ち、2度のダウンを奪うなど1回からペースを握り続けた。

 相手が亀田3兄弟のいとこということは知っていた渡来だが「前に出てきてすごいプレッシャーがあったけど、1回目のダウンを取ったときに大丈夫だと思った」と自分のボクシングに集中して勝利をつかんだ。8月8日の全国大会(東京・後楽園ホール)に向けて「全国でも足を使ってジャブをついて、確実に勝てるボクシングをして優勝したい」と意気込んだ。敗れた亀田は「連打ができなかった」と悔し涙を流していた。