IWGPヘビー級王者で全日本の武藤敬司(45)が、メル友の北京五輪競泳背泳ぎ代表・森田智己(23=セントラルスポーツ)に刺激を受け、初防衛戦(21日、北海道・月寒アルファコートドーム)に挑む。12日都内で行われた同タイトル調印式に、挑戦者の新日本・中西学(41)と出席。「最近の中西は非常にまぶしい。おれにとって嫌な雰囲気だが、追い詰められるほど燃えてくる」と気合を込めた。

 同タイトルを奪取した4月の中邑真輔戦後、「あこがれの人は武藤」と公言する森田から「あの試合を見て、感動しました。ぼくも頑張ります」とメールが来た。森田とは以前、テレビ番組で共演。北京五輪でメダルを獲得した場合、世界に向けて「ラブポーズ」を発信することを約束している。武藤は「それを見るまでは負けられないよ」と初防衛のモチベーションにしている。