WBA世界スーパーフライ級王者名城信男(27=六島)の2度目の防衛戦に、俳優の菅原文太(76)が来場することが28日までに決まった。30日の試合当日のテレビ中継にゲスト出演する。50年以上のボクシング観戦歴を誇り、77年には自らの企画で映画『ボクサー』(寺山修司監督)を製作し、トレーナー役で出演した。関係者によると名城の果敢なファイトスタイルを元日本フライ級王者でコメディアンの故たこ八郎さんに重ねて「斎藤清作(たこさんの本名)のよう」と評しているという。「うれしい。オヤジが大ファン。オレも大好きです」という名城には頼もしい「援軍」となりそうだ。菅原のほかにも、名城と交流のある大阪府橋下徹知事、漫才師オール阪神、歌手山根康広、神戸FW大久保らが生観戦する。