MAX世界王者ジョルジオ・ペトロシアン(23=イタリア)が、歓喜から一夜で悪夢に襲われた。都内の病院で精密検査を受けた結果、「右第2中手骨骨間部骨折」と診断された。26日の準決勝で山本をダウンさせたさせた際、右手甲を負傷。サワーとの決勝で、症状が悪化した。全治は不明で、イタリアへ帰国後にもう1度、精密検査を受けて判明する。

 一夜明け会見には、手を包帯でグルグル巻きにして登壇。患部は大きく腫れているといい、「今はけがのことは考えたくない。1日も早く治したい」。前日、MAX王者に輝き、魔裟斗から引退試合の相手に指名されたばかりだった。それでも、魔裟斗と戦う最初で最後のチャンスを逃したくない。

 最悪の検査結果にも「戦いたい気はある」と、強行出場も辞さない構えをみせた。谷川EPは「いつかやる機会があるなら待ってもいいが、もう2度とないので…。全治1カ月ぐらいだと(試合ができるか)微妙。あとは本人の気持ち次第」と、1日も早い回復を祈っていた。