プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者昼田瑞希(30=三迫)が23日(日本時間24日)、エジプト・ギザで同級10位マイ・ソリマン(28=オーストラリア)との7度目防衛戦に臨む。昨年11月のグロリア・ガジャルド(メキシコ)で判定勝利して以来、約6カ月ぶりのリングとなる昼田は13日、最終調整先の米ロサンゼルスからオンラインで会見。「私って運がいいなと。運の良さだけでなく、チャンスをものにできないといけない。いただいた大きなチャンスをものにしたいと思う」と意気込みを示した。
興行のメインは4団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(39=ウクライナ)がキックボクシング元GLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベン(37=オランダ)の挑戦(WBC王座のみの防衛戦)を受ける。WBA世界ウエルター級王座決定戦、WBO世界スーパーミドル級王座決定戦、昼田の防衛戦を含めた4大世界戦が組まれ、ギザのピラミッド前に特設リングが設置されるビッグマッチになる。
女子唯一の世界戦カードとなるだけに、昼田は「男子のヘビー級とか、今回組まれている試合は結構、迫力がある。自分の面白い試合と思ってもらうにはKOが必須。KOを狙いたい」と決意を示した。今回、米老舗専門誌ザ・リングによる積極的なプロモーションで興行がPRされているが、昼田は「私へのコメントをみるとこの人は誰? みたいな感じで。それはそうだよなと思う。ベルトを1本しか持っていないし、このチャンスを生かし、少しでも誰? みたいな声がなくなるような王者になれたら」と発奮材料にしている。
25年は米国で計4度の防衛に成功し、ザ・リング選定の女子同級認定ベルトも贈呈された。また同誌の25年女子年間最優秀選手賞にも輝いた。さらに世界的な知名度をアップさせるためにも負けられない1戦となる。13日(同14日)には最終スパーリングを消化し、そのままエジプトに向かう予定。「自信もってリングに上がって勝ちたい」と昼田。「ギザの栄光」と銘打たれた大型興行で存在感を示す構えだ。

