WBA女子ミニマム級王者の多田悦子(28=フュチュール)が「女興毅」を目指す。6日のWBC女子ライトフライ級王者富樫直美(34=ワタナベ)との「2冠戦」(大阪・ATCホール)へ向けて1日、京都市内のジムで練習を公開。「亀田さんの試合に便乗せな」と意気込んだ。亀田と同じコテコテの関西弁でサウスポー。「女番長」のニックネームも亀田のキャラクターとダブる。相手の「助産師」富樫が内藤と同じ右ファイターだけに、11月29日の内藤-亀田戦の女版ともいえる。

 「リングの真ん中で踊ってるようなボクシングがしたい。負ける気はしない」。富樫にはアマ時代の06年に判定勝ちしている。