WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(29=フュチュール)が気合の「赤髪」だ。明日5日ゴングの4度目の防衛戦に向けて3日、大阪市内での予備検診と調印式に出席。前日2日に右側頭部を赤く染めたツートンカラーの髪形で登場した。「いつも行ってる美容院がサービスでやってくれた。赤色が好きなんで。ええ感じでしょ」。試合用のトランクスも赤色。王者カラーともいえる“赤装束”で必勝を期した。挑戦者アマラは09年8月の初防衛戦で下したヤニの双子の姉。予備検診では多田がリーチで14センチも上回ることが判明。「(相手は)小さいな。打ち合いになってもいい」。充実の王者は自信満々だった。