WBC世界スーパーフライ級王者トマス・ロハス(30=メキシコ)が、初防衛に自信を見せた。2月5日の名城信男(29=六島)戦に向けて29日に来日、大阪空港で「100%仕上がっている」と体調の良さを強調した。昨年9月の同級王座決定戦で河野公平に大差で判定勝ちし、念願のベルトを手にしたばかりで「すぐには負けられない」ときっぱり。メキシコでは計115ラウンドのスパーリングを消化した。「名城のビデオは見てきた。ファイターで前に来るけど、自分の展開に持ちこみたい」と準備も万全だ。来日も2度目で「大阪で有名な場所があれば行きたいね」と、余裕の表情で話した。