日本ハムのダルビッシュ有投手(24)の実弟、ダルビッシュ翔容疑者(22)が、大麻取締法違反と一般女性Aさんに暴行をしたとして傷害容疑の疑いで大阪府警河内長野署に逮捕されていたことが6月30日、分かった。今日1日発売の写真週刊誌「フライデー」が報じている。

 大阪府警は「6月7日に大麻所持の容疑で逮捕し、その後17日に傷害容疑で逮捕しました。本人は大麻所持については罪を認め、傷害容疑については現在捜査中です。大麻は微量だったため、起訴は難しいと思われます」と話した。

 同誌によると、Aさんと翔容疑者は6年前ごろからの付き合い。Aさんはバツイチで子供と2人暮らしをしていたという。2人は友人関係として良好だったが、今年1月25日深夜、Aさん宅で、翔容疑者が恋人として紹介した後輩とAさんが電話で話していたら突然、暴れ始めたという。平手打ちや、首を絞めるなどし、約2時間暴行を続けたという。この時、翔容疑者は2種類の睡眠導入剤を同時に服用し、錯乱状態でAさんに「何で俺を恋愛対象として見られへんのや?」と迫ったようだ。

 Aさんは全身あざだらけで、右目の視力は1・5から0・3に低下。その後、「今、友達とな、お前の子供、さらいに行こうかと言うててん」などと脅迫メールを送っていたという。

 翔容疑者は、08年にマネジメント会社「KDNスポーツジャパン」に就職。その後、身長180センチ、体重100キロを超える恵まれた体で、ヘビー級格闘家に転身した。K―1の石井和義館長が興味を示すなど話題になり、7月24日に大阪で開催する格闘技イベント「FIGHT

 CLUB!!!vol・8」に参戦を表明した。格闘技イベントを主催するファイトクラブプロジェクトは「(翔容疑者の)試合が行われるかは分かりません」と話した。