【米ハワイ13日(日本時間14日)=田口潤】WBC世界フライ級1位の五十嵐俊幸(28=帝拳)が6月にも世界初挑戦することが分かった。この日、帝拳ジムの本田明彦会長は同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)と交渉中であることを明かした。

 五十嵐は東農大出身で、在学中に04年アテネ五輪に出場。06年プロデビューすると、昨年2月に日本同級王座を獲得した。同王座返上後、同11月にはWBC同級2位ウィカブ(メキシコ)との世界王座挑戦者決定戦を制し、世界初挑戦への準備に入っていた。今合宿は4月6日、防衛戦の決まっているWBC世界バンタム級王者の山中慎介(29)同スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27)と一緒に参加。「世界王者の2人と同じメニューをこなしている。しっかり体づくりをしたい」と世界戦の正式決定が待ちきれない様子だった。なお、走り込み合宿を終えた3人は今日15日、帰国する。