UFCミドル級の岡見勇信(30=和術慧舟会東京本部)が、「再起・即タイトル戦線復帰」の大一番に臨む。明日26日のUFC

 JAPAN(さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ後援)で、現在2連勝中のティム・ボウシュ(31=米国)と対戦。来日中のUFCのデイナ・ホワイト社長は「岡見は今回、まず勝つこと。そうすれば王座再挑戦のチャンスを手にできる」と考えを明らかにした。

 岡見は昨年8月に日本人初のUFC王座獲得を目指して同級王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)に挑み、2回TKO負け。「敗戦を生かして、もう1度タイトルを狙いたい」と再起戦に臨む。本来ならば挑戦権の序列は大きく後退するが、ホワイト社長はUFC通算10勝(3敗)の戦績を高く評価。「しっかり実績を重ねている。私自身もう1度、シウバと岡見の試合を見たい」とタイトル戦線再浮上を期待した。