アントニオ猪木会長(69)率いるIGFの選手らが11月30日、千葉・成田空港発でパキスタン遠征に出発した。猪木会長は「最初は76年に戦った故アクラム・ペールワンの墓参りをするということだったんだけど、大会も行うことになった。試合をすることで、パキスタンが流したいと思っている、安全というメッセージを世界に送ることができれば」。パキスタンでは79年に戦ったジャラ・ペールワンのおいハルーン・アビッド(13)が入門を希望、対面する予定だ。「実際に会ってみないと分かりませんが、パキスタンにインターナショナルな戦いが根付けば」。選手たちには「俺以外、名前を知られていない中で、大観衆の心をどのようにつかむか感性を磨いて欲しい」と話した。