<プロボクシング:WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・両国国技館

 WBC世界スーパーフェザー級10位の三浦隆司(28=帝拳)は、同級王者ガマリエル・ディアス(32=メキシコ)に9回1分21秒、TKO勝ちで王座奪取に成功した。

 初防衛失敗したディアスは強がりを見せた。1回にバッティングを受け左目上から出血。3回には右目下を切り、腫れ上がった。途中からサウスポーに切り替える策も不発に終わり「三浦のパンチ力はほかのボクサーと変わらない。ただ、目が見えなくなって、気づけば打ち抜かれていた。結果は甘んじて受け入れるが、バッティングに次ぐバッティングだった」と不満を口にした。